看護学校の授業で、「よい看護師とは」ということをテーマにグループワークしました。
第一クールの実習中の帰校日、皆さん寝不足で疲れ気味・・・
それでも、このお題に対して活発に意見を交換し取り組んでくれました。
「看護の知識が豊富」「看護の仕事ができる」「看護のスキルが高い」といった意見。
「患者様に興味関心がある」「相手を尊重できる」「周りから信頼されている」「自己研鑽している」
「感情をコントロールできる」といったこと。
「学生にも気を配れる」「向上心を上げてくれる」といった学生独自の視点。
「時間を守る」「約束を守る」といった「ルール・マナーが守れる」社会人としての行動。
グループワークののち、患者さんの視点からみた「よい看護師」、
看護師が認識する「よい看護師」について紹介しました。
患者さんの視点からは、「人としての関わり」「プロとしての関わり」、
若手看護師からは、それに加え「チームワーク能力」といったことも見られます。
患者さん、看護師、看護学生、それぞれの視点で考える「よい看護師」、
学生は、実習のなかでよい看護を見習い、看護を考え、提供し、喜びもあればその逆に傷つくこともあるでしょう。
そんな経験のひとつひとつが看護観・倫理観を深めていくのだなと思いました。
長い実習期間ですが、今感じることを大切にぜひとも頑張ってほしいです。
私も、眠くならない授業ができるように頑張ります。
参考文献
小西恵美子, & 和泉成子. (2006). 患者からみた 「よい看護師」: その探求と意義 (第 17 回日本生命倫理学会年次大会報告). 生命倫理, 16(1), 46-51.
小野美喜, & 小西恵美子. (2009). 臨床看護師が認識する 「よい看護師」 の記述─ 若手看護師の視点─. 日本看護学教育学会誌, 18(3), 25-34.