ある管理者研修にて。
新たな職位につくとき、その職位に必要な「求めれらる能力」があります。
それに加え、この研修のなかで自分のキャリアについて考えていただきました。
立ち止まって、自分自身はなにを大事に看護してきたか、どんな経験をしてきたか、自分の強みはなにかなどを振り返り整理する。
なかなかそんな機会はなかったようです。
ましてやこの三年間は、新型コロナに翻弄され、立ち止まることも許されない状況だったと思います。
そんな中、懸命に看護実践を頑張り昇進した皆さん。
節目に立ち止まってキャリアの棚卸をしてみる。
自分が進んできた道を振り返ってみると、真っすぐではなく右へ左へ蛇行し、
遠回りしたり、寄り道したり、迷ってしまったり、いろんなことがあったと思います。
しかし、その道は途切れることはなく続き、いま自分が立っている場所につながっているのではないでしょうか。
今までの自分を振り返り、この先にある自分について考え未来を描く。
「なかなか自分のことを考える機会がなかった」「今の自分と未来を考えることができました」そんな声がきこえました。
自分の大切なものを気づき大切にする。
そして自分のキャリアについて考える、そんな時間になってたらいいな。